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作品紹介とアイヌの神謡と愛芽のコラム
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Sphene -スフェーン-




Sphene

-スフェーン-


スフェーンはここ数年で急激に人気を高めてきた石なので、パワーストーンとしての言い伝えなどはほとんどありませんでした、宝石としても人気が高く、品質の良いものは、ジュエリーとしての加工もされる事の多い石です。

ただ「純粋」と「永久不変」を象徴する石、とだけ伝えられてきましたが、パワーストーンとしての意味も詳細になってきており、高い意識レベルに到達するのを助ける石と言われています。宇宙の真理に近づくことをサポートし、高い次元でのコミュニケーションが取れるとされています。自分の才能に気付きをもたらし、人生を変える出会いを引き寄せてくれる手助けをしてくれるお言われています。

また、精神状態を良好な状態に保ち、周囲の雑音に流されない強い意志でいられるようにサポートをし、自分の内側と外側の世界をバランスの取れた状態になるように導く石とも言われています。

よくあるグリーン系の石の波動とは少し違っていて、気持ちを慰めてくれるような癒しではなく、心にかかる影を光でなぎ払ってしまいような、頼もしい存在です。

優しさよりも力強さや、眩しいほどの明るい光で心を照らしてくれるような、そんな印象を受けます。身に着けていると気持ちが前向きになって、希望や未来への期待が生まれるのを感じられます。とても存在感のある石で、ひと目見ただけで、誰もが惹きつけられるような、光り輝くオーラを放つので、自分自身をもっと輝かせたい、才能を発揮したいと願う人にお勧めのパワーストーン。


鉱物学、歴史や言い伝え


スフェーンという名前は、結晶の形が楔(くさび)に似ていたため、ギリシャ語の「スフェノス(Sphenos(楔))」から名付けられたと言われています。

スフェーンは、正式にはチタナイトという名前で、チタナイトはその名の通りチタンを含みますが、この含有率が多くなると黒っぽい暗めの色合いになります。一般的にアクセサリー用として流通している石は、鉄分を含む黄緑色のものが多いため、区別する意味合いもあってか、宝石業界では「スフェーン」という名称で呼ばれています。


スフェーンは長年、「とても美しいが、宝石としては硬度が低い石」という位置づけでした。確かにダイヤやルビーに比べると脆いかもしれませんが、実際には硬度5~5.5ぐらいで、パワーストーンではお馴染みのフローライトやカルサイトが硬度3程度なのに比べれば、全く問題ないと思われます。

スフェーンの最も特徴的な点は、照りが美しいということと、ダイヤモンドさえもしのぐ分散率を持つ石だという点にあると思います。「分散」とは、石の中を通る光が虹のように分かれ、キラキラと強く輝くこと。つまりカットによっては、ダイヤモンドよりも輝くという意味なのです。パワーストーンとして流通しているスフェーンには、宝石クラスの石のような透明感はないので、残念ながらファイアを見ることはほとんどできませんが、それでも、この石特有の艶とキラキラとした輝きは格別です。

和名は楔石(くさびいし)/チタン石(チタンせき)

高度が低いので、取り扱いには注意。太陽光や、浴水での浄化は避けましょう。


産地

オーストラリア、ブラジル、マダガスカル、カナダ、ロシア、パキスタン、スリランカなど




黄緑色、褐色、黄色、翠緑色、赤橙色、褐黒色

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