
Greeting
-ご挨拶-

History and thoughts
-愛芽の始まりと想い-


愛芽は2009年8月13日より共同アトリエでひっそりとオープン。翌年4月に現アトリエを構えました。
いつの時代も愛され、喜んでいただける作品創りを目指して、時代の変化と共に愛芽自身も変化しながら有難くも20年以上変わらずに、彫金という仕事に携わり創作を続けさせて頂いております。
彫金という技法をメインに、自身の世界観から生まれるものづくりや、アートを追及しながら一つ一つ手作業で想いを込めた創作をして参りました。そんな愛芽が、様々な経験を積ませて頂く中で、テクノロジーの発展と共に、あらゆる物や事が機械的で心を無くしがちな現代の創作表現に、人間にとって最も重要だと行き着いたのが、目には見えない「心」を大切に、人の心の豊かさや、生きる力を与えてくれる『愛』を込めた創作をする事です。
彫金を始めた当初から自身の創作表現には水(水滴)があり、そこから作品の全てに滴を飾るようになりました。
水はこの世になくてはならないないものであり、愛芽が込める水の創作品には、愛、浄化、潤い、循環、癒し、誰もが唯一無二の大切な存在であるという想いを込めています。そこに「銀の滴ふるふるまわりに 金の滴ふるふるまわりに…」というアイヌの梟の神様が唄う神謡に出会い、私の中で共鳴し、現在のブランドネームにしました。
持続しない一時的な幸せではなく、愛から得られる幸せはどんなに辛く悲しい事があっても、前を向いて乗り越える大きな力となり、苦境の中からでも幸せを見つけ、感じ、人を思いやる心や、正しい判断力を持つ事ができます。
それらは依存や不安感というネガティブな心を、自律や安心感といったポジティブな心に変えてやがて平和な心に導いてくれるのだと愛芽は確信しています。
100年後も200年後も愛されるアンティークと呼ばれるジュエリーを目指して、これからも温かな装飾と共にアートを表現し、沢山の人の心に寄り添える愛を込めた創作を続けて参ります。
何故アトリエで新作展をするのか
愛芽は自身のアトリエ以外では殆どと言っていいほど展示会をしていません。特に新作展に限っては全くと言っていいほどです。よくお客様にこの場所以外で展示会はしないのですか?どこかほかの場所で出展はしないのですか?と聞かれることがあります。意図していたわけではありませんが、有難くも一番にこのアトリエに足を運んでくださり、作品を楽しんでくださるお客様がおられ、まずはそのお客様を大切にするため、愛芽が創作する新作展はいつもご来店下さるお客様も観に来て頂けるようこのアトリエで開催しています。
更に愛芽が大切にする世界感もこの場所で体感しながらご覧いただきたいと思います。

Profile
-プロフィール-

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1999年
名古屋トライデントデザイン専門学校雑貨クリエイト学科 入学
2001年~
専門学校卒業後名古屋の彫金師で筋を見て頂き、職人として彫金の世界へ進む。その後2店舗で彫金の経験を積み、独立を目指し個人でも活動しながら独立準備を進める
2009年8月
共同アトリエで創作ジュエリーと絵のアトリエ「meme」オープン
2010年4月
長野県宮田村にて自身のアトリエ兼店舗を構える
2012年6,10月
JCAA<明日の巨匠>ルーブル美術館展ART SHOPPING2012絵画入選・出展
2016年
作品テイストを水に定める
2017年
8月 memeから「愛芽」に改訂。
10月 DTV×FOD配信ドラマ『花にけだもの』美術協力(蓮の花リング提供)
2018年
3月 中目黒MDPgallery「sakura pink展vol.3」グラフィック画出展
2019年
3月 チルチンびと春99号 scrambleページにて掲載
中目黒MDPgallery「sakura pink展vol.4」絵画出展
9月 ブランドネームを『銀の滴ふるふるまわりに 金の滴ふるふるまわりに』
2019年
12月 そらのたね展vol.1開催
2020年
2月 支援を目的としたそらのたねプロジェクトスタート 展示会を定期開催中
2022年
12月 チルチンびと冬114号チルチンびと広場にて掲載