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作品紹介とアイヌの神謡と愛芽のコラム
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Sinhalite -シンハライト-




Sinhalite

-シンハライト-


ポジティブな光のエネルギーに溢れたこの石は、まだほとんど一般には出回っていない希少石の一つ。新しい領域へ積極的にいざなうこの石はまだパワーストーンとしての効果や解釈は殆どなく、そうした意味でも新しい時代をポジティブに過ごすパートナーとしてピッタリの未来をワクワクさせてくれる宝石です。




 

タンザナイト、ブラジリアナイトと共に20世紀に発見された三大宝石として知られています。流通量が少ないことから一般的な知名度は低く、希少石としてコレクターに支持されている宝石の一つ。


シンハライトはスリランカで産出する宝石で、長い間『褐色のペリドット』と思われてきました。しかし1951年、詳細に分析するためほぼ現代の水準でX線分析などを行ったところペリドットには必ず含まれているはずの珪酸分が全く含まれていないことがわかりました。この宝石は硼酸とアルミニウムとマグネシウムで構成される全く新しい鉱物ということが分かったのですね。

シンハライトは長い間褐色のペリドットと思われていたと言ことからもわかる通り、鉱物的な特性や特徴は非常にペリドットに似通ったものです。また、シンハライトのカラーは主に褐色を帯びた黄色~緑色をした色合いの物が正統の物と取り扱いされます。タンザニアではピンク系の色合いをしたシンハライトも産出されますが、こういったピンク系のシンハライトは正統派とは違った扱いを受けます。

『シンハライト』という宝石名は産地であるスリランカから由来しており『スリランカの石』とも呼ばれます。スリランカという国名の旧称『セイロン』はサンスクリット語で「シンハラ」と言いそれが宝石名の由来となっています。この宝石名の由来が上で紹介した宝石のカラーの正統性にも影響しており、タンザニアで産出されるピンク系統のシンハライトは鉱物的にも宝石的にもスリランカ産のものと同様なのですが、シンハライトのアイデンティティともなっているスリランカの国名に由来したタイプとは違うため別な扱いとなっています。


黄褐色、暗褐色、帯緑褐色、帯褐ピンク色等


産地

スリランカ、タンザニア(ピンク系)、ミャンマー(極めて僅か)




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