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愛芽の創作と繋がったアイヌの神謡

最終更新: 2019年9月25日



彫金を始めた頃から滴の作品を創作していた私、それでもあらゆるものに影響を受けながら様々なテイストの創作をさせて頂く中で、やはり愛芽の創作にとってなくてはならないと感じた自分のテイストは水(滴)なのだとようやく気づいて早3年が経った現在。


水とスピリチュアルな関係などを知り得ながら点と点は繋がり始め、けれどまだ一つ点のままになっていたことがありました。

それはなぜ私は彫金(宝飾)、シルバーやゴールドを通して滴(水)を表現しているのだろう…。そこまで突き詰めて考えなくてもいい事ではあるのですが何か説得力に欠けるような気もしてずっと気になっていました。


その答えをくれるかのように、偶然私の耳に飛び込んできたフレーズ

銀の滴ふるふるまわりに…金の滴ふるふるまわりに…

愛芽とアイヌの神謡の運命的な出会いはつい先月のこと。


昔からアイヌ民族に興味はありましたが、アイヌの番組などがあると観たりするくらいの知識。平和で自然と共に生きる素晴らしい民族だという事だけは感じていました。更に私が好きなチームナックスは北海道ですので♪

このフレーズのお陰で初めてアイヌの神謡集なるもがあるのを知りました。

この謡を読むとそれはそれは美しいお話、とても簡単に説明すると梟の神様が貧しい青年の矢にわざと当たり自らを捧げ、家族が寝静まったころ、銀の滴ふるふるまわりに…と謡を謡って、黄金の家に変え、沢山の豊かさをもたらします。

更には青年を馬鹿にしていた村人達にも、この富を分け与えるようにと青年の夢枕に現れます。青年はその通りに皆にその豊かさを分け与え、争いのない平和で豊かな村となります。青年はその長となり、梟の神様を大事に祀った…。

そんな愛と平和を謡ったアイヌの謡は愛芽の創作への想いとしっかり繋がりました。


一見よくある昔話とも思うかもしれませんが、現代そんな昔話を公に語るものは殆ど無いのではないでしょうか。。人々はこうした神さまの本質を忘れ、けれども何かにすがりたくて、あらゆる誘惑に心を奪われながら目に見える安心の中で一時的に不安を解消しています。テクノロジーを神とさえ唱える人も出てくるかもしれません。

今一度、大事な事を教えてくれていると感じました。


そしてこの謡が「梟の神様が自ら語った謡」というのにも不思議や不思議。

先日紹介した梟のブローチは7月に完成し、新作の滴のジュエリー達も既に完成。タイミングを計りセールが終わった、9月に新作として出そうと決めていたところなので、個人的にぞわぞわ。もうこれはあまりにタイミングが良すぎるので疑われても仕方なしですが決してウソではありません(笑)


更に、アイヌ神謡集の著者である知里幸恵さんは、19歳という若さでお亡くなりになっている女性です。そして今日9/18日は知里幸恵さんの命日です。

かなり頭のより女性だったのだと興味ばかりが先立ちます。いつか北海道へ行ってみたいなと思います。

私は彫金と出会ったのが19歳、今年20年目の19周年。

繋がる9と19の数字、本当に不思議なことだらけ。

まるで愛芽の水の創作を後押ししてくれているような不思議な感覚と、使命のようなものを感じ、アイヌの神謡と知里幸恵さんに敬意を込めつつ、一度聴いたら忘れないこのフレーズを新たに愛芽の作品に使わせて頂き、気持ちを新たに強い信念を持って愛と平和の想いを愛芽の滴に込めて創作をスタートしたいと思います。


そして、この写真は私が専門学生時代に創作した初代滴リング。

ここから全ては始まったのかもしれません。。🌱