2月の誕生石-Amethyst-アメシスト
毎月の宝石の紹介。。かなり飛ばし飛ばしで、誠に気まぐれでございますが、臨機応変に紹介してい参ります。2月もあっという間に折り返し寒さから解放され温かな春が待ち遠しいころです。そんなじっと春を待つ2月の宝石をご紹介。是非、石選びの参考にしていただけましたら幸いです🌱
Amethyst-アメシスト-
●原産地
ブラジル(リオ・グランデ・ド・スル州)とウルグアイ その他、インド、南アフリカ、メキシコ、ロシア、アメリカ、ジンバブエ、マダガスカルなどから産出。日本からも、『加賀紫』と賞賛されたほど美しく良質なアメジストが産出されています。
●色
紫(濃淡あり)、褐色、灰色がかったものもあります。
紫色の発色原因は、微量に含有された鉄イオンによるものだとされ、この紫色は、加熱処理することによって、黄色・褐色・緑色に変わり、更に加熱すると無色になります。 黄色に変色したものは、トパーズと間違えることがあり、色帯構造やムラのある紫色が特徴で、この紫色が深く一様に見られるアメシストほど良質とされています。
和名である「紫水晶」の名の通り、アメシストはクォーツの仲間になります。
そして意外と気になるのがアメシストとアメジストどっちの呼び名が正しいか、気になる方も多いと思います。正式にはアメシストです。
近年、合成アメジストが発達してきており、本物のアメジストとの鑑別を困難にしているといわれています。そして透明感のある紫色の天然石のなかで、アメシストは宝石として使用できるただひとつのパワーストーンです。
●第三の目とお酒にまつわる神話
アメジストは額の真中にある「第3の目」といわれる心眼に呼応している石で、高い霊性を保持しています。それが誇る、ゆるぎない意識と叡智、洗練された深い慈悲と優しさはいつまでも色褪せません。ギリシア神話で敬意を払わなかった人間に憤りを感じていた、酒に酔ったワインの神、 ディオニュソスが今から最初に出会った人を猛獣(ピューマ)に襲わせようとしていた時、ちょうどそこに通りかかった、月の女神の女官であるアメシストに獣をけしかけ、今にもアメシストが襲われるという時、この惨事に気づいた月の女神がアメシストを真っ白にきらめくクォーツの像に変えて守りました。 ディオニュソスは罪悪感に襲われ、自分の冷酷な行いを悔い、悲しくなって涙を流しました。涙混じりのワインがアメシストの像にかかり、白いクォーツはワインの色を吸ってたちまち水晶は透き通った紫色に変わり、美しい紫色の宝石『アメシスト』になったといわれています。この神話から、お酒からだけではなく人生の悪酔いから自身を守ってくれるという言い伝えが残り、現在でもアメシストを持っていると二日酔いや悪酔いをしないと言われています。
●スピリチュアルパワーを持つ愛の守護石
古代から多くの人々に愛されてきたとされる、アメシストの紫色は特に日本では、最も気高い色とされ、宗教的な儀式では非常に大切にされてきた色と伝えられています。だからこそ魔除けの御守りとしてもお勧めです。
水晶の色変種の中でも、最高位に評価されていて、威厳さえ感じさせるアメシストと共に過ごすことでインスピレーション能力が高まり、真実の自分自身に触れられ、内なる導きを感じ始め、持ち主の意識を目に見えない領域へと丁寧に誘導していきます。
愛と慈しみの心を芽生えさせることによって、真実の愛を守るパワーを与えてくれるといわれていて、心の深いレベルでの理解力や心の繋がりをもたらしてくれるので、本当に信頼できる友やパートナーを見極めるのに素晴らしい助けとなり恋愛成就も大きくサポートしてくれると言われています。
更に更にスピリチュアルパワーの強い石のひとつでもあり、ヒーリング効果が非常に強く、ネガティブになりがちな方にはポジティブな癒しを。ハートが傷ついてしまった人には、やすらぎのエネルギーを与えてくれるので、不眠に悩まされている人はこの石を枕元に置いて寝ると心地よい安眠をもたらしてくれると言われています。
今週も皆様にとって愛に溢れる温かな一週間となりますように…🌱
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